日本ではまだあまり馴染みがないものの、地中海にポツリと浮かぶマルタ島はヨーロッパでは非常に人気のリゾート地となっています。
シーズンになるとヨーロッパ中から観光客がこぞって集まるだけでなく、最近では語学留学の行き先としても注目されています。
そんなマルタ共和国に実際に留学した経験のある私がマルタ島のあれこれについて綴るコーナー。
今回は「マルタ島で行くべきおすすめ観光エリア5選」をご紹介します。
マルタ島で行くべきおすすめ観光エリア
バレッタ
マルタ共和国の首都であるバレッタは街全体が世界遺産となっています。
聖ヨハネ騎士団によって16世紀に築かれた要塞都市で、マルタストーンと呼ばれるはちみつ色の石灰石で造られた建物が軒を連ねる街並みは絶景です。
歴史を感じながら散策することができ、歩いているとなんだか時代を超えたような感覚になってきます。
聖ヨハネ大聖堂
アッパーバラッカガーデンの大砲
マヌエル劇場
騎士団長の宮殿
聖エルモ砦
など見どころ満載のため、たっぷり時間をとって歩き回るのがおすすめです。
イムディーナ
バレッタが築かれる前はマルタ共和国の首都であったイムディーナですが、首都がバレッタに移ってからは人も少なくなり「静寂の町」と呼ばれるようになりました。
中世の雰囲気がそのまま残されており、石畳の街並みは歩いているだけで気持ちが落ち着きます。
また、マルタで最初に建てられたという聖パウロ大聖堂も圧巻です。
お洒落なカフェで休憩しながら街歩きしていると、なんとも心が洗われますので、是非訪れてみてください。
スリーマ
スリーマはマルタ島の中心地です。
ショッピングモールもあり、買い物をするならスリーマに行くのが正解です。
日本から撤退してしまったTOPSHOPや、ヨーロッパで人気のMANGOなど、ヨーロッパのプチプラブランドの洋服をGETすることができます。
また、スリーマは海沿いに飲食店も点在しており、地中海を目の前にお茶やご飯などを楽しむことができます。なかでも夕焼けは必見ですので、時間帯を調整して訪れるのがいいでしょう。
青の洞窟
イタリアのカプリ島で有名な青の洞窟ですが、実はマルタでも見ることができるのです。
バレッタからバスで40分ほど行ったところにあり、小舟でいくつかの洞門を巡るツアーがあります。
洞窟に入って青くキラキラと光る水面を目にしたときは、思わずため息が出てしまうほどでした。
天候が悪いと運航になることもありますが、雨の少ないマルタではカプリ島より青の洞窟にお目にかかれる可能性が高いかもしれません。
ポパイ村
マルタ島の外れに、あの有名なポパイの実写版映画のロケ地となったポパイ村があります。
撮影終了後に本来は取り壊される予定だったセットが、ポパイ村としてそのまま残されることになった場所です。
一歩足を踏み入れるとカラフルな世界が広がっており、ポパイをあまり知らなくてもワクワクしてしまいます。
キャストもポパイ風の衣装を着ていたり、ミュージカルがあったりと、テーマパークに近い感じです。
また、ポパイ村の外の坂の上から見た村全体は間違えなくインスタ映えですので、外観を楽しむのもお忘れなく。
おわりに
マルタは国そのものが世界遺産と言われるほど美しい場所です。
知名度こそあまり高くないものの、個人的には今まで訪れた各国の中で間違いなくベスト3に入るおすすめの観光地です。
ヨーロッパに行く予定がある方は、是非行程にマルタ行きも組み込んでみてください。
行って後悔はしませんよ!