先日、「前の会社の取引先の人(外国人)にばったり会ったらなに話すかなー」と妄想しながら歩いていました。
前の会社の上司はパワハラとセクハラを兼ね揃えたなかなかのやばいやつだったので、「なんで辞めたの?」と聞かれたら「あの上司が…」って言おうかなーとか考えていました。
「いい人だったじゃん」と言われた場合に、「あなたにとってはそうかもしれないけど私にとっては違った」と言うところまで想像して、私にとっては、ってTo?For?と疑問に思ったので調べてまとめてみました。(前置き長いけど本当の話)
では早速チェックしていきましょう!
To meとFor meの違いとは?
「私にとって」「あなたにとって」と言いたい時に、Forを使うべきかToを使うべきか迷う!という人は少なくないでしょう。
結論から言うと、ToとForは”その先に目的や目標があるかどうか”によって使い分けます。
その違いについて、同じ例文を使って詳しく説明していきたいと思います。
To meは個人的な立場や感情を述べるときに使う
He is important to me.
「彼は私にとって大切である」という文ですが、Toを使った場合は聞き手も純粋に「あぁ、この人は彼が大切なんだなぁ」と思うことでしょう。
文字通り「私にとって」という意味をストレートに!一直線に!表す表現です。
<イメージ図>
下手な絵で恐縮ですが、Toは図のように直接的かつダイレクトなイメージ。
※Meの頭についているのはリボンです。間違ってぐちゃぐちゃって訂正したわけではありません。
For meは目的や目標があるときに使う
He is important for me.
こちらも意味は全く同じ「彼は私にとって大切である」となりますが、Forを使った場合は聞き手に「この人にとって彼は理由があるから大切なんだな。アッシー?メッシー?(古)」といった印象を与えます。
「(いつも車で送ってくれるから)彼は大切」「(家賃払ってくれるから)彼は大切」というような、利益や目的があるから大切というニュアンスで使われます。(ちょっと例がゲスですが…)
<イメージ図>
Toに比べてForは、間に目的や目標がワンクッション入るイメージ。
※大切なことなのでもう一度言いますが、Meの頭についているのはリボンです。
おわりに
ToとForは意味は全く同じだけどニュアンスが異なるということ、ご理解頂けましたでしょうか?
指す対象が自分にとって直接的に○○なのか、目的や目標があっての○○なのか(今回の例文でいうと○○に大切がが入ります)そこをイメージしてみると分かりやすいでしょう。
間違って使うと聞き手に誤解を与える可能性もあるので、きちんと違いを理解しておきたいですね!
