留学

マルタ島の治安はどうなの?危険な体験とランキングも公開!

日本ではまだあまり馴染みがないものの、地中海にポツリと浮かぶマルタ島はヨーロッパでは非常に人気のリゾート地となっています。

シーズンになるとヨーロッパ中から観光客がこぞって集まるだけでなく、最近では語学留学の行き先としても注目されています。

そんなマルタ共和国に実際に留学した経験のある私がマルタ島のあれこれについて綴るシリーズ。

今回は「マルタ島の治安について」をお届けいたします。

マルタは海外とは思えない治安のよさ!

マルタ島の治安のよさは、この島の魅力のひとつとして挙げられるほどです。

当時10代のか弱くビビりな女の子だった私でも、夜中の2時3時に1人でなんの恐怖心も抱くことなく普通に歩いて帰っていたくらいです。(今思うと危機感がなさすぎですが…)

基本的にマルタ民の夜は早く、一ヶ所に集中した夜遊びエリアを一歩抜けるとそこはもう住民が寝静まった平和な住宅街となります。街灯もあまりなく道は真っ暗ではあるものの、人がいないため危険も起こりえない、といった感じです。

また、マルタ共和国には国の施策によりホームレスが1人もいません。仕事がない人や家がない人にも国が援助をする体制が整っているのです。

そういった背景もこの島の治安のよさにつながっていると言えるでしょう。

マルタ島の治安ランキングは?

外務省や他の機関が発表している正式な世界の治安ランキングというものは存在しません。

よくネットで見かけるものは、雑誌や各メディアが独自の統計方法で作成したものですので、あまり正確とは言えません。

ですが、外務省の情報をベースにお伝えしますと、日本レベルで安全です。

外務省では各国の治安を危険レベル1〜4で表現しています。レベル1は「十分注意してください」、レベル4は「退避してください」です。

マルタ島は日本と同じく、全土においてレベル0です。

すなわち、安全だということですね。

私が経験した危機一髪な体験!

そんな治安のよさを誇るマルタ島ですが、一度留学中に危険な体験をしたことがあります。

いわゆるクラブで友人たちと踊って楽しんでいたところ、「やたら近づいてくる外国人がいるなー」と思っていました。

移動してもついてくる。明らかに逃げてもついてくる。

なんだか嫌な感じがしたので、友人に先に帰ると告げて帰路につきました。

そして夜遊びエリアを抜けて気付いたのです。

さっきの外国人があとをついてきていることに…!!

「Hi」と声をかけられ恐怖を感じた私は、ひとまず人がいっぱいいるさっきまでのエリアに戻ろうとしました。しかし、通せんぼされて通してくれず、体ごと持ち上げられて人気のない道へと連れていかれました。

叫んでも人は来ないし、「あなたの通ってる学校知っているからすぐバレるよ」とハッタリで脅しても効果なしどころか逆ギレしてくるし、逃げようとしても押さえつけられてびくともしない。

「もうこのままこの人に…」と思ったら恐怖で涙が出てきました。するとさっきまで強気だった外国人が急におろおろし始めて「泣かないで…」と言ってきたのです。

その隙に逃げ出し事なきをえましたが、あの人が予想外に情のある人でなければこんな風に危険体験として語っていられなかったかもしれません。

海外とは思えない治安のよさを誇るマルタ島ではありますが、やはりどんなに治安のいい場所でも危険に巻き込まれる可能性はゼロではありません。

安心しすぎることなく、常に危機意識を持つことは忘れないようにしましょう。

スリには充分注意を!

事件性のある話はあまり聞かないマルタ島ではありますが、スリは横行しています。地元の若者がグループとなって留学生や観光客に声をかけ、話をすることに意識が向いている間に荷物や持ち物をスルというパターンが多いようです。

実際に私も友人と会話しているときにいきなり集団に話しかけられ、一瞬視界を遮られた隙に荷物を盗られたといったことがありました。

カバンにはお金は入っていなかったものの、ホームステイ先の家の鍵が入っていたため、ホストマザーにこっぴどく怒られたことを覚えています。

いくら治安がよくてもやはり海外です。

レストランや街中で日本と同じ感覚でカバンで席取りしたり、携帯をテーブルの上に置いたままにしておくといったようなことは厳禁です。

まとめ

留学期間中に危険な目や犯罪に巻き込まれたのはここでお伝えした2件のみです。

他の友人たちが特にトラブルに逢ったという話はあまり聞いたことがないので、いずれも私の隙が招いたことだったのでしょう。

しかし総合してみるとマルタ島は本当に治安のいいところです。

恐怖体験のあとしばらくは怖かったものの、今でもやはり「マルタ島=治安がいい」というイメージを持ち続けています。

海外であるという意識を忘れずにいれば、トラブルに巻き込まれる可能性は低いと言えるでしょう。

https://i-have-a-pen.com/study-abroad/18

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です